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令和5年度 社会インフラ共創講座 ― 自然災害対策講座 -

当アカデミーでは2度目の開催となりました自然災害対策講座

前回と同様に、社会インフラ共創講座の一環事業ということで、参加費無料での開催となりました(*^▽^*)

講座内容はこちら↓↓↓

数多くのお問合せをいただき、県内から20名の方にご参加いただきました☆

一部ですが、講座の様子をご覧ください(^O^)/

“ 自然災害に立ち向かう資格取得と実習 ” をテーマに掲げ、講座がスタートしました。

◆ 自然災害・災害復旧に関する講座

講座初日の前半は、北陸地方防災エキスパートの浮須講師による自然災害・災害復旧に関する講義から始まりました。

実際に起きた水害を参考に、水災害治水対策水防工法の基礎といった内容を学習しました。

初日後半の講義は、村上地域振興局 地域整備部 副部長 宮嶋様より、令和4年県北豪雨災害を振り返り、被災状況浸水対策について具体的な講義が行われました。

~ 参加者の感想 ~

  • 実際の活動の写真があり、災害復旧の様子がよく分かった。
  • 昨年(令和4年)の豪雨災害は悲惨なものだったので、災害復旧をする大切さを学ぶことができた。

◆資格取得(特別教育)

・チェーンソー取扱い特別教育

~ 参加者の感想 ~

  • チェーンソーの刃の角度で色々な危険性があることが分かった。
  • 林業が基本となるが、土木の観点からの説明もあり、実践的で良かった。

◆資格取得(就業制限技能講習)

・車両系建設機械(整地等用)運転技能講習 ・車両系建設機械(解体用)運転技能講習

整地等用
解体用

~ 参加者の感想 ~

  • 周囲の安全確認の大切さがよく分かった。
  • 解体用の実技で木を挟んで移動させたが、つかみ機の操作が慣れず大変だったので、今後頑張っていきたい。

◆自然災害・災害復旧に関する実習

1日目:流失木、土砂撤去処理作業の方法

実習1日目は、災害復旧の際に多く必要とされる流失木・土砂を撤去処理する実習を実施しました。

流失木はダンプトラックからはみ出さないようにチェーンソーで切断し、解体用のつかみ機を使い積み込みました。

チェーンソー車両系建設機械などの資格を活かした実習です。

2日目:崩壊法面保護対策土留設置作業の方法、浸水対策土留作製作業の方法

実習2日目は、大型土のう、小型土のうの製作・設置作業を行いました。

土のう袋は工事現場で使用されますが、豪雨や台風などの災害に見舞われた場合にも活躍します。

大型土のうは、土砂や水をせき止めるよう、重機を使って砕石を土のう袋に入れ、2段に積む実習を行いました。

小型土のうは、砂を土のう袋に入れ、浸水を防止する浸水対策土留を作製しました。

~ 参加者の感想 ~

  • 実際にチェーンソーで木を切って、ダンプに乗せるという作業は、災害復旧などに必ず行う作業だと思うので、事前に学べて良かった。
  • 重機に乗って土のうを作ったが、1人で作るのは大変だなと感じた。また、土のうを作る一連の流れを学べて良かった。

6月8日(木)~23日(金)、13日間の講座となりました☆

受講者された方々からのご意見を踏まえて、今後もさらに充実した講習を行えるよう、スタッフ一同精進してまいります。

次回の開催については、ホームページの告知をお待ちください☆