厚生労働省 建設労働者育成支援事業

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実習/現場見学

 当アカデミーの職業訓練では、特別・安全衛生教育や技能講習の資格を取得したのち、実際に現場で活躍している技術者による「実習」を行います。

 実際の現場作業に近い実習を体験することで、実践に役立ちます。また、建設業で経験豊富な講師陣からアドバイスが聞ける貴重な機会です

 さらに、訓練の折返し期では、実際に工事が行われている建築現場見学を行います。

 現場見学は、講習で学ぶ内容が実際の工程の中でどのような位置にあるのかを訓練生が確認することで、職業訓練の充実につなげることを目的としたカリキュラムです。

※実習項目は選択不可(訓練開催時期により実施する実習が異なります。)

建設業に必要不可欠な足場

 建築現場に欠かせないものの一つが「足場」です。

 足場には単管足場や枠組み足場など、様々な種類がありますが、どんな種類であれ、建設工事を行う職人さんの安全性を確保するためにその存在は欠かせません。

 実習では、実際に仮設足場の組立てを体験できます。

ビルや高速道路などの建築物、構造物には、必ずといっていいほど「鉄筋」が使われています

 コンクリートと鉄の欠点を補い合うよう開発されたのが鉄筋コンクリートです。コンクリートの中に鉄の棒を埋め込むことで、圧縮力にも引張力にも強い建築素材となるのです。

 実習では、国家資格の「鉄筋施工技能検定」で行われる実技試験をもとにした、鉄筋の「結束」体験の他、鉄筋の組立てを体験できます。

型枠工事(コンクリート構造物製作の為の仮設工事)

 コンクリート構造物を造る為にコンクリートを流し込み、所定の形にする為の仮設のせき板設置工事を型枠工事と言います。コンクリート硬化後取りはずします。

 実習では、型枠の組立てを体験できます。

仕上がり一つ一つに味がでます

 左官の魅力はなんといっても自然素材を使用していること。模様や色にも種類があり、施主の要望に応えて材料や塗り方なども変えていくため、同じ職人が塗った壁であっても一つひとつ異なるのです。

 手作業だからこそ実現できる質感は、世界に二つとないオリジナル作品です。

 実習では、壁塗り体験に加え、モルタルを木枠に流し込み、左官で使われる顔料で着色する「擬木」作りを体験できます。

建設現場に重機は欠かせません

 職業訓練では、車両系建設機械(整地等用・解体用)運転技能講習の資格取得が可能です。(試験が有ります。)

 そこで、取得した資格を活用して実際に現場で行われている作業を体験するのが重機総合実習です。

 実習では、タイヤショベルやバックホウ等を用いて土のうの製作やU字溝の据え付けなどを体験できます。

実際の現場は迫力があります

 職業訓練の折返し期では、実際に工事が行われている建築現場を見学します。

 講習で学んだ内容が実際の建設現場の工程の中でどのような位置にあるのか、自身の目で確認することでより建設業を身近に感じることができるはずです。